冬場の練習

 高校時代、私は冬場の練習はボールを使わず、走り込みと筋力トレーニングばかりの高校に在籍していました。授業が終わってグランドに出るとすぐ長距離のランニング。約4kmを走ったら、一日交代で上半身・下半身の筋力トレーニング。そして塁間とスタートダッシュ。時にはサッカーも練習に入れてました。こんな学校、結構ないでしょうか。私の出身地だけですかね?

 いざ指導する立場になって、冬場の筋力アップは当然大事ですが、それ以上にチームの連係プレーが大事だと感じるようになりました。冬場ボールを握らないと、秋までできていたプレーができなくなるんです。まぁ、一部のセンスがある選手なら別ですが・・・・・・・・。
 守備日誌を見てもらえたでしょうか。私は外野のカットマンの一枚目(左中間ならショート、右中間ならセカンド)にカバーが付きます。これは外野からの送球エラーが、別のランナーを余計に進めてしまうことが多いからです。
左中間からショートに投げた送球が高投、ぼてぼてのゴロとなって三塁へ。下手したら三塁で止まってたランナーが本塁へ行ってしまいます。こういうのを防ぐためです。
 他に、1アウトランナー1塁からショートゴロ。6−4−3のゲッツー狙いですが、ショートが2塁へ悪送球。外野を転々とする間にそのランナーがホームインという場面を見たことがあります。ライトはショートゴロの瞬間から1塁方向へカバーに走ってました。これも逆なんですね。場合によっては2塁送球カバーがあるというのを、冬場練習しないだけで、勘が戻るのにかなり時間を要します。特に春の練習試合解禁後は練習時間が長くとれる土日は試合が入ってますので、連携をじっくりやる時間がとれない現実もあります。

 一昔前は冬の寒い時季にボールを投げるのは肩を壊す。といわれてました。でも何年か指導してみてそんなことはないです。むしろ冬場ずっとボールを使って遠投などすることにより、みんな肩が強くなりました。そしてなにより、春になって連携を一からやり直す必要もなく、失点を最小限に守れるチームができ、春以降は個人のバッティングフォームなどを見る時間も結構とれたと思います。

 みなさんの経験はどうでしょうか。普通にボールを使ってましたか?


Last Update : 2004/01/25